「風立ちぬ」原作小説との違い・設定変更は?ジブリと小説を比較!

こんにちはフクヤです!

ジブリ作品「風立ちぬ」の直接の原作は宮崎駿の漫画『風立ちぬ』ですが、そのモチーフとなった小説があるのをご存知でしょうか!?

原作のさらにモチーフということは、ある意味本当の原作とも言えますよね!

モチーフの小説があるとなる時になるのが

  • アニメと小説の違いは?

とうことですよね!

そこでジブリ映画「風立ちぬ」の原作小説との違いを比較してみようと思います!

ジブリ映画「風立ちぬ」の原作小説との違いを比較

そもそも、ジブリアニメ「風立ちぬ」は宮崎駿の漫画『風立ちぬ』が原作ですが、そのモチーフになった小説も『風立ちぬ』という題名でした。

そこで、まずは小説『風立ちぬ』について確認してみましょう!

小説『風立ちぬ』は日本の小説家・堀辰雄(ほりたつお)による本人の体験をもとにした物語です。

  • 「序曲」
  • 「春」
  • 「風立ちぬ」
  • 「冬」
  • 「死のかげの谷」

の5章からなっています。

1936年(昭和11年)から雑誌での掲載が始まり、1938年(昭和13年)の4月10日に5章をまとめた単行本『風立ちぬ』が野田書房から刊行されました。

『風立ちぬ』は堀辰雄の作品の中でも名作・代表作といわれ、多くの著名な作家からも高い評価を受け永く愛されています。

原作小説との違い①堀越二郎の存在

小説『風立ちぬ』には堀越二郎は登場しません。

堀越二郎といえばジブリ映画「風立ちぬ」の主人公でゼロ戦の設計者です。

しかし、小説『風立ちぬ』には一切関係ない人物なのです。

宮崎駿は漫画『風立ちぬ』を制作する際に、

  • 実在の堀越二郎の人生
  • 小説『風立ちぬ』の物語(作者・堀辰雄の体験が元)

の2つの要素を組み合わせたのです。

そして出来上がったのが、重病の妻を持つゼロ戦設計者・堀越二郎の物語ということになります。

原作小説との違い②妻の名前

ジブリと原作小説とでは妻の名前が違います。

ジブリでは妻の名は「里見菜穂子」

原作小説では「節子」となっていて、そのモデルである作者・堀辰雄の婚約者の名は「矢野綾子」です。

また、堀辰雄は綾子とは結婚しておらず、ここもジブリとの違いになります。

ちなみに、実在のモデル堀越二郎の妻の名は「佐々木須磨子」です。

よって、ジブリ映画『風立ちぬ』の「里見菜穂子」はジブリオリジナルのキャラクターということになります。

原作小説との違い③主人公と妻(婚約者)の健康状態

ジブリの主人公(堀越二郎)は妻が結核で、本人は特に大きな病を患うことなくゼロ戦の設計に没頭します。

一方、原作小説の主人公(私)は、本人と婚約者2人ともが結核患者で、作者の堀辰雄自身も結核を患っていました。

つまり、ジブリと原作小説では主人公の設定が大きく異なっていることが分かります。

ジブリ映画「風立ちぬ」の原作小説との違いまとめ

ここまで大きく3つの違いを見てきましたが、

そこには

  • ジブリの「風立ちぬ」
  • 堀辰雄の「風立ちぬ」
  • 堀越二郎の人生

大きく3つの物語があることが分かります。

これらをまとめてみると

違い ジブリ 小説
(堀辰雄)
堀越二郎の人生
主人公 堀越二郎
(堀辰雄)
本人
妻(婚約者)の名前 里見菜穂子 節子
(矢野綾子)
佐々木須磨子
主人公と妻(婚約者)の健康状態 妻が結核 2人とも結核 特になし

となっています。

このように重要な部分も実は全然設定が違っていることがあるので、これを知ったうえでそれぞれの作品を味わってみるのもいいかもしれませんね!

 

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