子ども達に大人気のお菓子「ジャイアントカプリコ」
大人でもたまに食べたくなる魅力を持っています。
そんなカプリコの歴史や発売理由など、知らない人が多いのではないでしょうか!?
そこでカプリコの歴史を紹介します!
目次
グリコ「ジャイアントカプリコ」の歴史
ジャイアントカプリコといえば、アイスのような見た目のチョコレート菓子。
軽い食感のチョコレートとサクサクのコーンが魅力です。
スーパーやコンビニで100円前後で買える身近なお菓子ですね。
そんなカプリコの歴史を紹介します。
1963年 グリココーンの発売
カプリコを語るうえで欠かせないのが、同じくグリコの商品「ジャイアントコーン」です。
カプリコはジャイアントコーンの形・パッケージを模しています。
そんなジャイアントコーンの前身である「グリココーン」というアイスが1963年に発売されました。
このグリココーンが後にコーンの種類を変え「ジャイアントコーン」となるのです。
つまり、カプリコの歴史もこの時に始まったと言えます。
1970年 カプリコ発売
カプリコが発売されたのは1970年のことです。
「ワンハンドで食べるスポーティチョコ」というコンセプトのもと販売が開始されました。
「カプリと食べる」、「イタリアのカプリ島の明るさ・楽しさ」という2つのイメージから「カプリコ」と名付けられました。
そんな当時の日本は高度成長期の真っただ中。
1970年は日本万国博覧会の開催、マクドナルドとケンタッキー・フライド・チキンの日本1号店オープンなど、欧米スタイルの生活が一気に日本に流れ込むことになります。
そんな中で誕生した、「ワンハンドで食べるスポーティチョコ」というコンセプトは、まさに時代を映したスタイルと言えます。
1980~1990年代 CMが話題に
1980年代に入ると、人気プロレスラーのジャイアント馬場さんが出演するCMが話題となります。
当時のCMがこちら
当時人気アイドルだった酒井法子さんと共演しています。
こういったコミカルなCMも話題になりました。
こうしたCMにより、一層カプリコは身近な存在になっていきます。
当時を知る人にとっては「カプリコ=ジャイアント馬場」というイメージが残っている人も多いのではないでしょうか?
こどもカプ式会社が誕生
2014年、ジャイアントカプリコをPRするために子供たちが参加できる架空の会社組織「こどもカプ式会社」が設立されました。
PRにはお笑いトリオのロバートや、アイドルのNMB48のメンバーが参加し
- コンセプト
「こどもたちによる、こどもたちの会社」 - 活動目的
「こどもたちがワクワク楽しいことを考えていく」 - 社長:秋山竜次(ロバート)
- 副社長:山本博、馬場裕之(ロバート)
- 秘書:白間美瑠(NMB48)
という設定となっています。
登録すると最新の情報が届くほか、イベントへの参加といった特典が受けられます。
登録は無料、小学校6年生までとなっています。
→こどもカプ式会社HP
2016年 ”あたま”が商品化
こうして人気を不動のものとしてきたジャイアントカプリコですが、「カプリコのチョコ部分だけを食べたい」というファンの声にこたえる形で、2016年に「プリコのあたま<いちご味>」が発売されました。
その名の通り、カプリコの”あたま”の部分であるチョコレート部分のみの商品です。
ジャイアントカプリコはこれまで片手で持ってガブリつく、いわば子供向けのお菓子でしたが、ついに大人向けの一口サイズのチョコレート菓子へと進化したと言えます。
これも、子供の頃からカプリコに慣れ親しんだ人たちの声があってのことであり、カプリコが長く愛されてきた賜物だあると言えます。
公式キャラクターが人気
現在、カプリコには公式キャラクターがいます。
名前は「カプすけ」
ジャイアントカプリコを開けて当たりだとカプすけ出会うことできて、これをSNSにアップするのが密かなブームとなっています。
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カプすけが出る確率は20%前後という情報がありますが、公式には非公表となっています。
ちなみにカプすけのプロフィールはこのようになってます。
- 好きな食べ物:主食はカプリコ
スイカ、ハンバーグなどカプりつける食べ物 - 趣味:読書(純文学)
- 嫌いなもの:ヘビ
ヘビを見ると猛スピードで逃げる - 住まい:いちご町の丘の上にある一軒家
(いちご町1丁目5番) - 特徴:カプりつかれると思わず口を開く
- 日常:お気に入りの原っぱで一人でぼーっとするのが好き
子共たちに見つかって一緒に遊んでいることがよくある
こうしたキャラクターや”当たり”を活用し、カプリコは現在でも子供たちから根強い人気を得ています。
まとめ
今回はカプリコの歴史を紹介してきました。
高度成長期で日本人の生活様式が大きく変化していった時代の中で誕生したカプリコですが、変わらない美味しさや手軽さ、また新たなキャンペーンによって現在でも根強い人気を誇っています。
きっとこれからも長く愛され続けるでしょう。
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