こんにちは!
日産自動車のカルロス・ゴーンが役員報酬を有価証券報告書に過少記載したとして逮捕され大きな話題になっています。
この不正に深く関与しているもう1人の人物が代表取締役のグレッグ・ケリーという人物です。
このグレッグ・ケリーが弁護士だと情報も出てきています。
そこで今回は、日産自動車のグレッグ・ケリーの弁護士としての経歴や学歴について調査してみます!
日産自動車の代表取締役グレッグ・ケリーの経歴・学歴を調査
それではグレッグ・ケリーの経歴や学歴について調査してみます。
グレッグ・ケリーのプロフィール
グレッグ・ケリーのプロフィールを調査したのでまとめてみます。
グレッグ・ケリーの写真はこれか。 pic.twitter.com/SpRcZ7DpUe
— mold (@lautream) 2018年11月19日
- 氏名:Greg Kelly(グレッグ・ケリー)
- 生年月日:1956年7月(62歳)
- 学歴
1978年 6月 オーガスターナ大学卒業 行政学学士取得
1981年 6月 ロヨラ大学法学部卒業 法務博士号取得 - 職歴
1981年 6月 バーンズ&サンバーグ法律事務所 弁護士
1988年 3月 北米日産会社 入社
法務部シニア・マネージャー、次席弁護士
1993年 8月 同社 人事部 ダイレクター
2000年 4月 同社 人事部 シニア・ダイレクター
2005年 10月 同社 バイス・プレジデント、人事・組織開発担当
2008年 4月 日産自動車株式会社 執行役員
2009年 4月 同社 常務執行役員
2012年 6月 同社代表取締役、常務執行役員
2014年 4月 同社代表取締役、アライアンスEVP、専務執行役員
アライアンス タレント マネジメント担当
2015年 2月 同社代表取締役
グレッグ・ケリーの経歴はこのようになっています。 それでは彼の経歴を、学歴・弁護士としての経歴とわけて詳しくみていきます。
グレッグ・ケリーの学歴
グレッグ・ケリーの学歴は
- 1978年 6月 オーガスターナ大学卒業 行政学学士取得(22歳)
- 1981年 6月 ロヨラ大学法学部卒業 法務博士号取得(25歳)
となっています。
まずオーガスターナ大学についてまとめてみると、
- 1860年創立。
- ルーテル教会系リベラルアーツの小規模な共学校。
- サウスダコタ州最大の都市スーフォールズに位置。
- U S. News & World Report 2007では、中西部地区総合リベラルアーツカレッジで12位にランクされている。
ここで言うリベラルアーツとは比較的小規模な寮生の大学で、研究よりも学生の教育に力を入れている大学のことを言います。
こちらの大学はアイビーリーグ・パブリックアイビーといった有名校には含まれておらず、いわゆる名門校として有名な大学ではないようです。
次に、その後に通ったロヲラ大学についてまとめてみると
- 1870年設立
- キリスト教カトリックのイエズス会系の私立大学。
- イリノイ州シカゴに位置。
- 約15000人の学部生・大学院生が在籍し、卒業生は15万人。
- 6つのキャンパスがあり、1962年にはローマにも分校を開校。
グレッグ・ケリーはここのロースクールに通ったと考えられます。
ロヲラ大学もアイビーリーグ・パブリックアイビーといった有名校には含まれず、いわゆる名門校として有名な大学でなありません。
とは言っても、アメリカでロースクールを出て弁護士になっているので、勉強熱心で優秀な人物であったことは間違いありません。
そんな彼が、大きな不正に関与していたという事実は驚きです。
グレッグ・ケリーの弁護士としての経歴
次にグレッグ・ケリーの弁護士としての経歴を見てみると
- 1981年 6月 バーンズ&サンバーグ法律事務所 弁護士
- 1988年 3月 北米日産会社 入社
法務部シニア・マネージャー、次席弁護士
となっています。
ロヲラ大学のロースクール卒業後はバーンズ&サンバーグ法律事務所という法律事務所に所属していました。
調べてみると、実際にBarnes & Thornburg(バーンズ&ソーンバーグ)法律事務所という法律事務所がありました。
グレッグ・ケリーが最初に所属した法律事務所はこのBarnes & Thornburg(バーンズ&ソーンバーグ)法律事務所の可能性が高いですね。
ちなみにBarnes & Thornburg(バーンズ&ソーンバーグ)法律事務所はアメリカに14もの拠点があり、役550人の弁護士が所属する大きな弁護士事務所です。
主に企業を顧客にあらゆる業種で法務サービスを展開しているようです。
1988年にグレッグ・ケリーが次に入社したのは北米日産会社で、そこで法務部シニア・マネジャーおよび次席弁護士として働いていました。
弁護士事務所→企業弁護士、という引き抜きパターンでしょうか。
つまりグレッグ・ケリーが弁護士事務所で働いていたのは約7年間で、その後は日産グループ会社の社内弁護士だったということになりますね。
また、1993年には人事部に異動しているので、グレッグ・ケリーの弁護士としてのキャリアは1981年〜1993年の11年間ということになります。
彼のキャリア全体からすると、弁護士としてのキャリア自体は長くありませんが、だからといって法律に関する知識が無くなっているはずがないですよね。
一度は弁護士にまでなった人物が、こんな大きな不正に関与し、こうして報道されてしまった背景に何があるのかは、今後の捜査で明らかになると思います。
最後に
今回は日産自動車の代表取締役グレッグ・ケリーの学歴や弁護士としての経歴について調査してみました。
日産自動車は日本人にとって身近な企業なだけに、今回のニュースに衝撃を受けた方も多いはずです。
中には、日産の車に乗っているという方もたくさんいるでしょう。
ますます注目が集まっている事件なので、新しい情報が入り次第、お知らせします。
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