森永製菓が販売するロングセラー商品「ポテロング」
フライドポテトのようなこのお菓子、実はパッケージに「ノンフライ」と書いてあるんですよね。
この「ノンフライ」って一切の油を使っていないのでしょうか?
特にダイエット中の人にとっては気になるところ。
そこで今回は
- ノンフライという作り方の意味
- 1本当たりのカロリー
を調査したいと思います!
ポテロングのノンフライ製法の意味や1本のカロリー
「ノンフライ」と聞くと、「全く油を使っていない」という印象を受けますね。
でもポテロングを食べてみると、けっこう油っぽい感じはします。
では「ノンフライ」とはどういう意味なのか、調査してみます!
ノンフライの意味
ポテロングの「ノンフライ」の意味について、森永製菓の公式発表を見てみます。
油であげないで加熱工程の後に、調味のために70度〜80度の低温の油をスプレーすることです。油で揚げたもの(オイルフライ)に比べて油脂分は約1/3でカロリーも低くなっています。
引用:MORINAGA
つまり、油で揚げているのではなく油をスプレーしているということです。
よって油は確かに使用されている、ということが分かります。
「スプレーしている」=「揚げていない」=「ノンフライ」という意味ということが分かります。
ポテロングの油分はどれくらい?
ノンフライのポテロングもある程度の油を使用していることが分かりました。
その量は、油で揚げたものに比べ約1/3ほどの量ということです。
ではその1/3の量とは具体的にどのくらいなのでしょうか?
最も定番のポテロング<しお味>の場合、1箱当たり脂質は8.5g含まれています。
また成人で1日の必要エネルギーが2,000kcalの人の場合、脂質は約55gが適正と言われています。
つまり、ポテロング1箱で1日の必要な脂質の15%以上を摂取することになります。
一方、じゃがりこ<サラダ味>には1箱で14.4gの脂質が含まれているので、やはりノンフライだけあって脂質は抑え目ではあります。しかし、普段から揚げ物や脂っこいものを食べることが多い人は注意した方がよさそうですね。
成人の場合、1日の必要なエネルギーの20~30%を脂質で取るのが良いとされています。
また、脂質は1gあたり9kcalなので、1日の必要エネルギーが2,000kcalの場合
2,000 × 25% ÷ 9 = 約55g
という計算になります。
1本当たりのカロリーは?
ここまでポテロングの脂質にいて見てきましたが、脂質異常にカロリーも気になる人も多いと思います。
特に、1箱当たりのカロリーは商品表示で分かりますが、1本当たりのカロリーまでは記載されていません。
実は、ポテロングは1箱当たりの本数が決まっています。
ポテロングの工場では、センサーが1箱に45g=32本が入ったことを量っているそうです。
※2011年7月9日放送のテレビ朝日「シルシルミシル」で紹介されました。
ポテロング<しお味>は1箱(45g)が213kcalなので、
213 ÷ 32 = 約6.7kcal / 1本
ということになります。
また他の栄養素についてもまとめると
栄養素 | 1本当たり |
エネルギー | 約6.7kcal |
タンパク質 | 約0.1g |
脂質 | 約0.3g |
炭水化物 | 約1g |
食塩相当量 | 約0.02g |
※小数点以下2位を四捨五入してます。食塩相当量のみ小数点以下3位を四捨五入しています。
まとめ
今回はポテロングのノンフライ製法の意味や1本当たりのカロリーについて紹介しました。
「ノンフライ」の意味は、揚げずに油をスプレーしているという意味で、揚げるより油の量を少なくできるということでした。
そんなノンフライ製法で作られたポテロング<しお味>は、1箱で1日必要な脂質の約15%を含んでいます。
また1箱当たりの本数は32本とされていて、1本当たりのカロリーは約6.7kcalでした。
美味しいのでついつい食べ過ぎてしまうポテロングですが、食べ過ぎに注意しながら長く付き合っていきたいですね!
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