こんにちは!
2025年の万国博覧会の開催地が大阪に決定しました!
そこで気になるのが、
もし大阪万博が開催されたらどんな影響があるのか
ということですよね。
そこで今回は、2025年万国博覧会を大阪で開催した場合の経済効果やメリット・デメリットを調査してみます!
目次
2025年大阪万博の経済効果を調査
万国博覧会が開催された地には、世界中から人が集まることになります。
また、会場の整備にも大きなお金が動くでしょう。
これらの経済効果について考えていたいと思います。
1970年の大阪万博を調査
大阪ではかつて一度、万国博覧会が開催されています。
- 名称:日本万国博覧会(EXPO’70 / 大阪万博)
- 開催期間:1970年3月15日~9月13日(183日間)
- 来場者:64,218,770人
6千万もの人が来場したんですね!
その経済波及効果は2兆円とも言われています。
1970年で2兆円とはすごいですね!
ちなみに1970年の大卒初任給は約39,900円です。
当時の2兆円がどれだけ大きなものか分かりますね。
2025年大阪万博の経済効果はいくら?
2025年大阪万博に対して、大阪府と日本政府ではそれぞれ経済効果を試算しています。
また日本総合研究所も試算をだしています。
- 大阪府:2兆3000億円
- 日本政府:1兆9000億円
- 日本総合研究所:2兆6千億円以上
試算する人・組織によって数千億単位で違いがでています。
ただ、だいたい2兆円前後の経済波及効果がありそうだということは明らかと言えそうです。
2025年大阪万博のメリット・デメリットを調査
次に、2025年大阪万博の開催による想定されるメリット・デメリットを調査してみます!
2025年大阪万博開催のメリット
まず大きなメリットが経済効果ですね。
万博を開催することで
- 会場建設費
- 運営費
- 会場外のインフラ整備
- 会場内での消費
- 会場外での消費
など、たくさんのお金が大阪周辺、または日本各地で動くことになります。
また、
- 外国の人に日本の良さを知ってもらう
- 日本人と外国人との国際交流のきっかけが増える
なども考えられますね。
万博後も、日本に観光で訪れる外国人が増えるきっかけになることが期待できそうですね。
2025年大阪万博開催のデメリット
上記のようにメリットはたくさんありましたが、逆にデメリットはどんなものがあるか考えてみると、
まずは
- 膨大な会場建設費
- その後の維持費
が考えられます。
会場を作る場合、多額の費用が掛かるだけでなく、万博後の維持費もかかります。
2016年6月16日に大阪府が公表した構想では、
- 会場建設費(1500億~1600億円):国・自治体・民間で分担
- 運営費(800億円程度):入場料収入・広告収入など自己財源でまかなう
- 入場者目標:3千万人
としています。
はたして計画通りの費用で収まるのか・・・・
運営費は自己財源だけでまかなえるのか・・・・
また、
- 開催中の治安悪化の懸念
も考えられますね。
開催期間中は多くの外国人が日本を訪れることになります。
世界の中でも治安がいいことが誇りの日本ですが、外国人が多く集まる開催期間中、治安の悪化が懸念されます。
他にも
- 公共機関の混雑
- 人手不足
なども起こる可能性がありますね。
カジノの影響
2025年大阪万博の大きなポイントが、同時に計画されているカジノを含む統合型リゾート(IR)の存在です。
大阪市は、万博の会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)にカジノを含む統合型リゾート(IR)を開業しようとしています。
日本初となる公営カジノの影響は計り知れません。
- カジノやそれに付随するサービスの莫大な収益
- 夢洲へのインフラ整備への投資
といったメリットも考えられる一方
- ギャンブル依存問題
- 治安の悪化
といった不安がデメリットとして考えられます。
このように考えてみると、万博の開催は喜ばしいですが、一方でクリアしなければいけない課題も多そうですね。
とは言っても、新しいことを実現するために課題やリスクといったものは付きものですよね。
個人的には、新しい挑戦は応援したいです!
デメリットを最小限に抑えて、何とか成功させたいですね!
最後に
今回は2025年大阪万博開催の経済効果やメリット・デメリットについて調査してみました。
万博の開催は大きな経済効果が期待でき、メリットもありますが、一方でデメリットも想定できます。
メリットを最大限に、デメリットを最小限に、成功例として後世に語り継がれるような万博にしたいですね!
また、新たな情報が入ったらお知らせします!
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