
こんにちは。
私はシューズが好きで現在50足以上所有しているのですが、スニーカーや革靴だけでなくサンダルも大好きです。
特にKEENのサンダルは大好きで、3足所有しています。
KEENといえばNewport H2(ニューポート エイチツー)が有名ですが、私自身最初に買うときは
「どんな機能があるのか」
「履き心地はどうか」
いろいろわからないことを調べていました。
また、ニューポートを買ってからも友人から
「履いていて蒸れたりしないの?」
と聞かれることがありました。
そこで今回は、私が実際にニューポートを履いてみたサイズ感や履き心地、蒸れたりするのか、をレビューしたいと思います!
レビューの後には、KEENのニューポートを使ったおすすめのメンズコーデも紹介しています。
ぜひご参考にしてください!
目次
KEENのニューポートをレビュー
それではニューポートのレビューをしていきます。
今回は「機能」「見た目」「サイズ感」「履き心地」「蒸れるのか?」という点から見ていきたいと思います。
機能
Newport H2(ニューポート エイチツー)の機能について概要をまとめると
- PFCフリー素材を使用(PFCフリーとは環境汚染の原因となる有機フッ素化合物が不使用であることを意味します)
- PFCフリーの耐久性撥水加工
- ウォッシャブルポリエステルをアッパーに使用
- ミッドソールは軽量で劣化しにくく、衝撃吸収性を持つ圧縮成型EVAを使用
- フットベッドは足裏の形状に合わせた立体成型EVAを使用
となっています。
PFCフリー素材を使用しているため、ニューポートは環境に優しいサンダルです。
アウトドア好きには嬉しいポイントですね!
また、アッパーはウォッシャブル素材なので、なんと洗濯機で洗濯可能です!
これなら外でガシガシ履いて汚れても安心ですね。
そしてソールは衝撃を吸収してくれるEVA素材を、足裏の形に成型しているので、歩行性能がとても高いです!
この点は、履き心地のレビューで詳しく解説します。
もちろんサンダルなので、川や海にもそのまま入れて、速乾性もあります!
ニューポートは街履きでもアウトドアでも使えるので、結構酷使しがちなのですが、洗濯機で洗濯出来るというのは、とてもポイントが高いです!
見た目

次はニューポートの見た目について、「アッパーのウェビング」「トゥ・プロテクション」という点から見てみましょう。
見た目としては、真っ先にアッパーのウェビングが目を引きます。

ニューポートのウェビングは太くしっかりしていて、とてもアウトドア感が強いです。
ウェビングが細くシンプルなデザインのサンダルはアウトドア感が薄く、モダンな印象ですが、ニューポートは“ギア”感が強く無骨な印象さえ感じます。
(ギアとは、「装備」や「道具」という意味です)
また、普通のサンダルよりもだいぶ肌の露出が少ないので、ソックスと合わせると靴のように履けます。

ニューポートにソックスを合わせたイメージ
こんな感じで私もソックスと合わせて履いています。
ウェビングの間からソックスの柄が見えるので、合わせるソックスで印象が大きく変わるのも楽しい点です。
私のおすすめは上の写真のような、アウトドアぽい柄のソックスです!
次にトゥ・プロテクションを見てみましょう。

トゥ・プロテクションはニューポートの最大の特徴と言ってもいいでしょう。
少し見た目から脱線しますが…
従来のサンダルの最大の弱点と言えるのが、つま先が無防備であることでしたが、KEENはサンダルにトゥ・プロテクションを採用することで、サンダルの弱点を克服しました。
私も最初にKEENを選んだ理由は、つま先が安全であることでした。
歩いていて石や壁に裸のつま先をぶつけたら、とても痛いですし、そもそも安心して歩けないですよね。
しかしニューポートなら、障害物が多い街中や、岩場のある海や山でも安心して行動できます。
そして見た目にもトゥ・プロテクションがあるだけで、いわゆる“サンダル感”が薄れるので、ラフすぎない印象になります。
ニューポートのトゥ・プロテクションは丸いフォルムなので、愛嬌ある印象も受けます。
このようにニューポートの見た目は太くしっかりしたウェビングと、丸いトゥ・プロテクションが特徴的で、アウトドア感は強いけどラフすぎない印象のサンダルです。
また、シルエットは丸くボリュームがあります。
わたしは、サンダルとアウトドアシューズの中間的な存在だと思っています。
サイズ感
私が実際に履いてみたサイズ感をレビューします。
私の足のサイズ情報
- 足長:25.5cm
- 足囲:23cm(日本人は幅広の人が多いと言われていますが、比較的私は細身です)
- 一番多く買う靴のサイズは26.5cm
ニューポートは26cmと26.5cmを所有しています。
KEENの公式サイトのニューポートのページでは、着用感がきつめなので0.5cm大きく選ぶことが推奨されています。
しかし、私は普段の26.5cmで問題ありませんでした。
26cmの方はつま先がちょうど当たるくらいですが、ニューポートはつま先部分がとても広い形なので、問題なく履けます。(ソックスを合わせても大丈夫でした)
なので、足幅が細身の方は普段通りのサイズ感でも問題ないです。
しかし、履き口が若干狭く横幅も広くはないので、足幅が広い方は大きめに選んだほうがいいです。
大きめのサイズを選んでも、ウェビングを締めればしっかり固定できるので心配ありません。
また、秋冬にも厚手のソックスと合わせて履きたい方は大きめのサイズを選んだほうがいいですね。
つまりサイズ選びとしては、
- 足幅が細身の方は普段通りのサイズ
- 足幅が広い方や厚手のソックスで合わせたい方は大きめのサイズ
という選び方がおすすめです!
履き心地

次にニューポートの履き心地についてレビューしていきます
最初にお伝えしておきますと、
私はKEENのニューポートの履き心地はスニーカー以上だと思っています。
現在50足以上のシューズを所有していますが、ニューポートがダントツで歩きやすく、長時間履いても疲れません!
その理由をここで解説していきます。
まず、アッパーを自由にフィットさせられる点が大きなポイントです。
スニーカーの場合、紐を締め上げることでアッパー全体を足に合わせて締めますが、ニューポートはドローコード(中央の紐部分)を締めるとそれぞれのウェビングがピンポイントで足に密着してくるので、確実に足を固定できるんです。
また、ドローコードは締めたり緩めたりが簡単なので、微調整がしやすく毎回ベストな締め具合で履くことができます。
次に、ソールの密着度とクッション性・グリップ力が高い点がポイントです。
機能のところで紹介したとおり、フットベッドは足裏の形状に合わせた形になっているので、ドローコードをしっかり締めるとソール全体が足に張り付くようにぴったりフィットします。

ニューポートのフットベッド 土踏まずの部分が盛り上がった立体構造なのがわかります
また、ミッドソールのEVA素材が歩行時の衝撃を緩和してくれるので、足への負担が少ないです。
そして、アウトソールは滑りにくくグリップが効く構造なので、悪天候時や悪路、コンビニの床のような滑りやすい場所でも安心です。
(アウトドアサンダルなので、ある意味ではあって当然の機能ではありますが、街履きのシューズにもあると嬉しい機能ですよね)

ニューポートのアウトソール 「KEEN」のロゴも何気にカッコいいです
このように、
- 自由度の高いアッパーのフィッティング性
- 足裏にフィットするフットベッド
- ミッドソールの高いクッション性
- アウトソールの強いグリップ力
という点から、ニューポートはスニーカー以上の履き心地の良さを実現させているのです!
ニューポートは蒸れるのか?
「ニューポートは履いていて蒸れるのか?」という疑問にお答えします。
結論から言うと、蒸れません!少なくとも私は!
でも、使用場面による部分もあります。
それは「普段使い」と「水辺での使用」の違いです。
普段スニーカーの代わりに履く分には、蒸れの心配はないです。
むしろ通気性抜群で快適です。
しかし、水辺などで一度完全に水に濡れてしまったまま履いていると、なかなか乾かずに蒸れの原因になるかもしれません。
なので、濡れたら脱いで風通しが良いところで自然乾燥させることをおすすめします。
ちなみに以前8日間、雨季のタイ〜マレーシアをバックパックで歩き回った際も、ニューポートを履いていましたが、蒸れることはありませんでした。
しかし、履いたままシャワーを浴びてしまったあとは、そのまま履いているとなかなか乾かず、たしかに蒸れそうな状態でしたね。
とはいえやはりニューポートは、歩きやすいし、脱ぎ履きが楽だし、洗えるし、サンダルであって靴でもある、文句なしの旅の相棒でした!
KEENのニューポートを使ったメンズのおすすめコーディネート
ここまでニューポートをレビューしてきました。
しかし、ニューポートはアウトドア色が強いので、「実際に履くならどんな洋服と合わせるべきかわからない」という方もいると思います。
そこで、ニューポートを普段履く際のおすすめのコーディネートを紹介します。
「アウトドアスタイル」と「カジュアルスタイル」の2パターン紹介するので、参考にしてみてください!
アウトドアスタイルのおすすめコーディネート

このままキャンプにでも行けるくらいのアウトドア感あるコーディネートです。
アウトドア系ブランドが好きな方におすすめのコーディネートですね。
ポイントは、トップスにボーダーのバスクシャツを持ってくることで、少しキレイめカジュアル感を足して、コテコテのアウトドア過ぎないようにする点です。
アウトドアブランドのアイテムは、デザインがいいものが多いのでついつい盛りだくさんに取り入れがちですが、やり過ぎると本当に山に向かう装備のようになってしまいます。
そこで、1点でもいいのでキレイめな印象を出せるアイテムを足すと、バランスが取れます。
ニューポートは特にアウトドア感が強いアイテムなので、注意ですね。
カジュアルスタイルのおすすめコーディネート

こちらはストリートテイストのカジュアルなコーディネートです。
オープンカラーシャツにワイドパンツを合わせることで、トレンドを意識したコーディネートにしました。
ここにアディダスのスーパースターなんかを履いたらまさにストリートファッションですが、あえてニューポートを合わせることで足元に抜け感と愛嬌を演出できます。
今回のように、普通のカジュアルなコーディネートにスニーカーの代わりにニューポートを合わせるだけで、ちょっとした個性と遊び心が生まれます。
落ち着いた色のニューポートを選んでおけば、スニーカー代わりに使いやすくておすすめです!
普段使いしやすいブラックとネイビーの詳細はこちらからチェックしてみてください!
このマルチカラーは長年人気の定番色なので、ニューポートをお考えなら一度はチェックすべきです!
最後に
いかかでしたでしょうか?
KEENのニューポートの魅力は伝わりましたでしょうか?
何度も言いますが、本当に私にとってニューポートはスニーカー以上に履き心地がいいシューズです。
サンダルの常識を塗り替えてくれた存在と言えます。
ぜひみなさんにも、この驚きと感動を体感してほしいと思っています!
ニューポートを履いて、海に山に街に、飛び出しましょう!
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